第1次中期経営計画 2027-2029
中期経営計画2029の概要

お客様と社員の2つの 『LTV向上モデル』
※LTV=Life Time Value(顧客生涯価値)

事業戦略
基本方針
事業ポートフォリオの再構築に合わせた “LTV向上モデル” 確立
- ターゲット顧客を絞り込み、ニーズに合わせた”商品開発”と”出店フォーマット”を確立する
- 『究極のついで買い』顧客シーンに寄り添う提供価値の最大化

6つの事業戦略
1.店舗差別化戦略
立地、客層などによって店舗を類型(フォーマット)化し、ひとりひとりと向き合う店づくりを目指す
CRM(顧客関係管理)の視点を導入
- ワッツ公式アプリの一歩進んだ活用
- 「レジ通過人数」でなく、一人ひとりのお客様を認識し、向き合える体制へ
地域で一番最初に選ばれるプラットフォームへ
- 立地、客層に応じて、顧客層のくらしによりそう便利なサービスの提供
- フリマ発送、公共料金支払いなど
2.商品差別化戦略
CRMで得た顧客情報を活用した商品開発、コラボ商品などによる差別化で「ワッツといえば」と言ってもらえる商品、商品群を育てる
戦略の実行・仕組み化フェーズ
- 01CRMで得た顧客情報をもとに、各フォーマットごとのキラーカテゴリを設定
そのジャンルでは「地域で一番」の店舗となる
- 02オリジナルブランド、タレントや他社IPとのコラボを独自の切り口で実施
ワッツでしか買えない商品、商品群をひとつひとつ育てる
- 03海外のトレンドや売れ筋商品をいち早く発見、導入
戦略の善循環・拡大フェーズ
- 04他ブランドやタレントから声がかかるワッツに行きたくなる「ヒット商品」が生まれる
- 05次々に生まれる「ヒット商品」が定番化し、「ワッツといえば○○」につながっていく
4.EC事業の提供価値最大化
オンライン売上の約60%を占める「店舗受取」をさらに推進し、ECと実店舗を融合する
- CRMによりアプリ会員とEC会員を統合管理し、オンライン→オフライン、オフライン→オンラインの相互送客
- ワッツの主力である小型店舗、委託型の狭小店舗の売場を、ECの品揃えで補完する
店舗受取の利便性向上
- 店舗受取ロッカーを設置することにより、待ち時間なく受取を可能にする
- テナント型店舗に加え、当社スタッフが常駐していない委託型店舗にも順次導入し、受取拠点を拡大することで、利用頻度の向上やブランド認知のきっかけにもつなげる
5.新たな高収益モデルの構築
6.海外事業の再構築
新たな高収益モデルの構築
- オリジナルブランドのTokino:neを活用した小売業態での新フォーマットの構築
- 市場環境やトレンドの変化を踏まえた新たな成長機会の発掘
- 既存事業の枠にとらわれない事業領域の探索・検討、新たな収入モデルの確立を目指す
海外事業の再構築
- ベトナム、台湾、香港など、既存の輸出先でのマーケティングを実施
- 商品構成を見直すとともに、各国への企画商品の提案を行い、主要国を増やす
- 掛売りの実施を進め、売上の更なる拡大を図る
経営戦略
基本方針
働きやすさ(信頼)、働きがい(熱量)の整備×DXによる生産性向上によって
高配分を実現する “社員のLTV向上モデル” 確立
- ワッツに愛着・信頼・熱量を持った「ワッツプロ」を育成し、一人ひとりが輝ける組織風土を構築する
- 「戦略型組織」を構築し、役割と責任を明確にしたうえで事業戦略を推進する
- デジタル活用によって、生産性を最大化し、高配分を実現する
3つの経営戦略
1.組織戦略
各課内の役割を明確化。また様々なスキルやノウハウを持った人材を増やし、組織力の活性化を図る
「部」を第1レイヤー、「課」を第2レイヤーと設定し、さらに細分化した機能である「第3レイヤー」を各課に設計。これにより課内の役割を明確にし、機能の最大化を図る
【新設】カスタマーサービス室
- 顧客対応の窓口として、社長直下の独立部門で設置
- 顧客の声を事業に活かす情報のハブとして、部門の壁を越えて全社へフィードバックし、マーケティングに活用
- 顧客視点から、自身の声が「社長直下」で拾われる安心・信頼感を提供
【新設】新規事業開発課
- 重点施策の1つである新規事業開発を強化・推進すべく部門を独立させ、組織的に展開する
2.人材戦略
社員全員の「愛着」「信頼」「熱量」を高め、ワッツに熱量を持って貢献する人材=『ワッツプロ』を増やしていく
| エンゲージメントスコア |
| 現在 |
63.6点 |
| 2029年 |
66.6点 |
※タナベコンサルティング「Engagement KARTE」
- 全社員のエンゲージメントをさらに高める施策としてワッツプロ制度を導入
- 従業員をワッツファミリーとし、「愛着」「信頼」「熱量」をさらに高める施策を検討・実施
- とくに熱量が高い人材をワッツプロと定義し、その人数を増やす施策と評価・測定する仕組みを構築
3.DX戦略
デジタル変革による効率化を進め、顧客によりそう商品・サービスの強化を図る
財務戦略
数値計画
2029年8月期に向けた主な指標
売上高

営業利益/営業利益率

規律ある資本配分による資本効率の向上
1.資本効率の向上
当社のWACC(株主資本コスト+負債コスト)を5.1~6.2%と捉えており、中計最終年度までにEVAスプレッドを8.0%まで拡大させます。
この本業の収益力強化を主因として、株主資本コストを超えるROE13.7%の達成を目指します。
ROE推移目標・EVAスプレッド
2.適切な営業キャッシュフローの配分
事業・経営戦略により拡大した営業キャッシュフローを、更なる成長に向けた投資と株主還元に適切に配分